AGEを溜めない食べ方のコツがあります。
食べ方ひとつからでもAGEをコントロールする意識を持つことが大切です。

体内で作られるAGEは、たんぱく質と糖が結びつくには熱が重要な役割を担います。
ゆでる→焼く→揚げる、とAGE値は高温調理で上昇していきます。

たとえば、鶏肉を例にとってみます。
ゆでた鶏肉を基準とした場合、同量の鶏肉を焼くとAGE値は6倍、唐揚げは12倍以上になります。


卵料理では、ゆで卵に比べてオムレツのAGE量は3倍、目玉焼きにすると10倍以上にもあがります。
ゆで卵は加熱時間の割りにAGEが少なめなのは、調理に油を使わず、加熱温度が他よりも低いからです。

オムレツも目玉焼きも同じ焼くという調理法ですが、目玉焼きの方が火にかけている時間が長く、油も多めに使うので、AGE量が増えてしまうのです。

揚げたり、焼いたり、高温で加熱調理をするとAGE値が上がってしまいますが、
食材自体にAGEが大量に含まれているものもあります。
たとえば、ベーコンやフランクフルトなどの薫製・加工食品や、エキストラバージン・オイルやバター類、パルメザンチーズなどにも
AGEは多く含まれています。


食物繊維には、食べ物の消化と吸収をゆるやかにして、血糖値の上昇を抑える働きがあるので体内で作られるAGEを防ぐ効果が期待できます。
食物繊維→たんぱく質→糖質の順番で食べるのがお薦めです。


高温の油で揚げたフライドポテトは、ゆでたジャガイモの約90倍のAGEが含まれています。
人気のハンバーガー、フライドポテト、清涼飲料水のセットメニューは、AGEの観点からみると最悪の組み合わせになります。
このことを知らずに食べるのと、意識をして食べるのでは大きな違いがあるのです。


ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖という表示が成分表に載っていたら、それはAGEを溜め込む元凶です。
これらの成分は、トウモロコシを原料に作られた「フルクトースコーンシロップ」などの果糖が多く含まれています。
果糖はブドウ糖と比較するとAGEを10倍以上も多く作り、依存度高くなるので摂り過ぎにはご注意です。


早食いは、糖質が腸で急速に吸収されてしまうので、血糖値が一気に跳ね上がります。
その結果、AGE化が促進されてしまうので、料理を口に入れたら一度お箸を置く習慣をつけて出来る限りゆっくりと時間をかけて、
よく噛んで食べると良いでしょう。





 

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